第391章:味方か敵か、今のところ不明?

「彼はシルバーライト・シティにはいないから、このことは話していないの」

エミリーは正直に答えた。

ノックスは理由もなく胸のつかえが下りた気がした。ダニエルが知らないほうが、きっと都合がいい。でなければ、自分が名乗り出る余地などどこにある?

だが次の瞬間、別の思いが湧く。エミリーは明らかにダニエルを特別扱いしているのに、本人はそれを大事にするどころか、彼女を守りもしない。なら――守れないのなら、ダニエル。これからは俺がエミリーを守る。

「ダニエルは何から何まで忙しいんだ。君の用事で煩わせるべきじゃない。これから何かあったら、まず俺に連絡してくれ」

エミリーはノックスの善意は分かっていた...

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